汗によるかゆみを防ぐ方法
夏はもちろん、
冬だって部屋が暖かすぎたら汗をかきますよね。
筋トレやウォーキングをしていたら汗をかきます。
すると、
腕と脚の関節、首、背中の汗をかきやすい部位が
かぶれてベタベタしてきて、
かゆくなりませんか?
今回は
汗やかゆみを気にせず、
ストレスのないハッピーな
生活が送れる方法をお伝えします。
しかし、
汗を止めることはできないので
汗をかきにくい環境と汗をかいても大丈夫な環境の
作り方と汗をかいた時の対応の仕方
を紹介していきますね。
何で汗をかくとベタベタして、かゆくなるのかな?
汗の中に塩分やアンモニアが
含まれているため
水分だけが蒸発してベタベタになります。
すると
肌の弱いアトピーの人には刺激になり、
角層内に入り込むことによって
かゆみや赤みになります。
でも、
サラサラした汗とベタベタした汗が
ありますよね。
その違いも解説しておきますね。
サラサラした汗は
先程説明した塩分やアンモニアが少なく、
ほぼ水でできている汗のことで
こちらの汗をかいている時はベタベタしません。
ベタベタした汗は
塩分やアンモニアが多く
粘度がありネバネバした汗になります。
ということは
サラサラした汗だけを
かけばいいんです。
では、
汗をかきにくい環境と
汗をかいても大丈夫な環境作りの
説明をしていきますね。
快適な環境を作ってみよう
まずは室内温度。
夏は25~28度、冬は18~22度で
過ごしましょう。
あまりにも涼しすぎたり、
暖かすぎると汗腺の機能が弱まって
悪い汗をかきやすくなるので
上記の温度を保つように心がけましょう。
次に服装。
夏は汗を蒸発させやすい
綿や麻などの通気性の良い服を着て、
肌をサラサラに保ちましょう。
冬は肌着や下着を綿素材の物にして
汗を肌に留めないようにしましょう。
快適な環境作りはこれでOKですが、
このままではサラサラの汗だけではなく
ベタベタの汗をかく可能性は残ったままです。
適度な運動をして汗腺を鍛えましょう。
例えば、
ウォーキングやストレッチを
生活リズムの中に組み込んでみましょう。
今までボーッとテレビを見ていた時間に
ストレッチやスクワットをしてみたり、
通勤・通学を電車なら一駅分早く降りて
歩いてみる。
車通勤だったけど自転車に変えてみる。
全く汗をかかないのは体にも悪いので、
ながらでもできる運動をしてみてください。
運動をして汗をかいたし、
このままにしていては
またアトピーが増えるかもしれませんよね。
汗をかいた時の対応の仕方を説明していきますね。
汗をすぐに洗い流そう
すぐにシャワーができる環境にいるのなら
シャワーで汗を洗い流してください。
その後は
ボディクリームなどですぐに
保湿をしましょう。
もし、かゆみが出てきてしまったら
保湿した後にステロイド剤を塗ってください。
ステロイド剤自体に
保湿効果はないので、
保湿後に薬を塗る方がよく効きます。
次にシャワーがすぐにできない場合。
そういう時は
タオルや汗ふきシートで汗を拭きますよね。
しかしタオルだとベタベタが残るし、
汗ふきシートはほぼアルコール成分でできていますので、
アトピーの人には向いてない商品。
だからと言って、
濡れたタオルを持ち運ぶのはなかなか難しいので、
アルコールの入ってないウェットティッシュや
赤ちゃんのおしり拭きがオススメです。
ウェットティッシュは濡れてる分、
汗のベタベタもしっかり取れますし、
携帯できて、使い終わったら捨てられるので便利です。
こうやって汗を拭いても
お家に帰ったらすぐに
シャワーを浴びてキレイにしてくださいね。
まとめ
- 汗は塩分やアンモニアでできているからベタベタする
- 汗を止めることはできないので塩分やアンモニアが少ないサラサラの汗をかけるようにしよう
- 室温は夏は25~28度、冬は18~22度を保とう
- 夏は綿や麻の服、冬は下着や肌着を綿素材にして肌に汗を留めないようにしよう
- ウォーキングやストレッチをして汗腺を鍛えよう
- 汗をかいたらすぐにシャワーで洗い流そう
- 外で汗をかいたらウェットティッシュで拭いて清潔に保とう
上記のことを意識するだけで
汗によるかゆみや赤みが軽減するので
今すぐできる項目から始めてみてね。